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ビフィズス菌

ブルーベリー入りヨーグルト
ビフィズス菌とは

 ビフィズス菌とは、人間の腸内にすみつく善玉菌の代表ともいえる細菌です。ビフィズス菌は乳酸菌として知られていますが、正確には乳酸菌に分類されません。ビフィズス菌は、腸内の環境を整える効果があることで知られています。また、免疫力を高めたり、ビタミンB群やビタミンKを合成して、貧血を予防したり、肌荒れを防止するのにも役立ちます。

ビフィズス菌の働き
  • ・腸内環境を整える効果があります。
    腸内で悪玉菌が増殖すると、毒素がつくられるようになります。その毒素は便秘や下痢、また大腸ガンなどの病気の原因にもなると言われています。ビフィズス菌は、その強い殺菌力で悪玉菌の増殖を抑えるだけでなく、腸の運動を活発にし便秘を予防する働きもあります。また、炎症を鎮めるために用いられる抗生物質は、腸内の有用菌を殺してしまうため、腸内バランスを崩してしまう作用があります。ビフィズス菌は腸内細菌のバランスを正常化し、障害を避けるために働く効果もあるといわれています。
  • ・免疫力を高める効果があります。
    腸内で悪玉菌がつくり出す毒素は、腸壁から吸収され全身をめぐります。それが、生活習慣病やその他様々な病気の原因となります。ビフィズス菌は悪玉菌の増殖を抑えることで、免疫力を高めることができます。
  • ・アレルギー症状を緩和する効果があります。
    アレルギーとは、体の免疫機能のバランスが崩れてしまうことで、体が特定の物質に過剰に反応してしまっている状態をいいます。アレルギーを持つ人の腸内細菌を調べると、善玉菌の数が健康な人よりも少ないことが明らかとなっています。このことからビフィズス菌は、免疫のバランスを正常な状態に整える働きがあり、アレルギーに効果があるとされています。特に花粉症に効果的だとされています。
  • ・貧血を予防する効果があります。
    貧血は、鉄の不足はもちろんですが、ビタミンB12が不足することによっても起こります。ビタミンB12は、正常な赤血球をつくるために必要な栄養素のため、不足すると赤血球がうまくつくられず、貧血となります。ビフィズス菌は、腸内でビタミンB群を合成し、その一部が体に吸収され、利用されることから、貧血にも効果的だと考えられています。
  • ・美肌効果があります。
    便秘になると、肌が荒れると言われていますが、それは腸内で増殖した悪玉菌が出す毒素が影響しています。毒素は腸壁から吸収されることで、栄養とみなされ、肌へ運ばれます。これにより肌荒れが起こります。ビフィズス菌は、悪玉菌の増殖を抑える働きがあるため、美肌づくりにも効果的な成分です。また、ビフィズス菌には、ビタミンKを合成する作用があります。ビタミンKは、血液凝固に関わるビタミンで、血行を良くする効果があります。目の下のクマなどの原因のひとつに血行不良が挙げられ、ビタミンKは血行を促進させて血液のうっ血を防ぐ働きがあるため、透き通るような肌をつくるためには欠かせない成分だといわれています。
ビフィズス菌はどんな食品に多く入っていますか

 ビフィズス菌入りの乳酸菌飲料など

ビフィズス菌はこんな人におすすめ
  • ・腸内環境を整えたい方
  • ・免疫力を向上させたい方
  • ・アレルギー症状を予防したい方
  • ・貧血でお悩みの方
  • ・肌荒れでお悩みの方
  • ・コレステロール値が気になる方
  • ・乳製品を摂取する機会が少ない方
ビフィズス菌のマメ知識

 ビフィズス菌は、一般的にヨーグルトを食べていれば摂取できると思われがちですが、通常販売されているヨーグルトには、ブルガリア菌とサーモフィルス菌からつくられており、ビフィズス菌は入っていません。ビフィズス菌を摂ろうと思うと、ビフィズス菌が添加されているヨーグルトなどの乳酸飲料を摂る必要があります。「おなかの調子を整える」という表示がされた乳酸飲料は、特定保健用食品としても認められているため、腸内環境を改善する効果により期待が持てるといえます。

参考文献
◎「ビフィズス菌」わかさの秘密
 http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/bifidus-bacillus/ (2015-11-26参照)

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