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クロム元素記号 Cr

わかめ
クロムとは

 クロムは人間の体内のあらゆる組織に、ごく低い濃度で存在します。ですが、糖質や脂質の分解や合成に関わる重要なミネラルです。

クロムの働き
  • ・クロムはインスリンの働きを助けます。インスリンは、糖質をエネルギーに変えるホルモンです。摂取した糖質は、インスリンの働きによって全身の細胞に取り込まれ、利用されます。クロムは血糖値を下げる働きをし、糖尿病予防に繋がります。
  • ・血液中の中性脂肪やコレステロールの量を、適正に保つのに役立ちます。生活習慣病予防に利用されます。
クロムが不足すると
  • ・クロムは微量ですが幅広い食品に含まれているため、通常の食事で不足する心配はありません。
  • ・仮に病気などでクロムが不足すると、高血糖や動脈硬化に繋がります。
クロムはどんな食品に多く入っていますか
  • ・海藻(刻み昆布、ひじきなど)
  • ・豆類(がんもどきなど)
  • ・魚介類(サバなど)
クロムはこんな人におすすめ

 静脈栄養(栄養素を静脈から直接注入して栄養補給する方法)などを、長期間続けている方。クロムが不足するとインスリンの働きが悪くなります。

クロムを摂りすぎるとどうなりますか?

 通常の食事から摂取されるクロムは、吸収率が非常に低いため、摂りすぎることによる健康障害が出ることはありません。

クロムのマメ知識

 ルビーとサファイアは、ほとんど同じ石(宝石)です。クロムを含むと赤いルビーに、鉄やチタンを含むと深い青色のサファイアになります。ルビーの色はクロムの量に左右され、クロムを多く含むと赤色が強く、価値があるとされています。

参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.232~237
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.124

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