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ビタミンD化学名 カルシフェノール calciferol

春雨サラダ
ビタミンDとは

 ビタミンDは、ビタミンの一種です。食べ物から摂るほか、日光に当たることで人の皮膚でも作られます。

 油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」のため、水洗いなどで失われる心配はありせん。きくらげや干ししいたけを炒めるなどして、油と一緒に摂ることで吸収が良くなります。

ビタミンDの働き
  • ・カルシウムは食べただけでは骨にはなりません。ビタミンDの活躍がなければ、有効に利用されないのです。食物から摂取されたビタミンDや紫外線をあびて皮膚で作られたビタミンDは、体内で活性化され活性型ビタミンDになります。
  • ・活性型ビタミンDは、体内のカルシウムの働きを調節するホルモンのようなものです。カルシウムの吸収を高めたり、血液中のカルシウム濃度を一定に保つなど、骨にとってさまざまな働きをしています。
  • ・活性型ビタミンDは、血液中のカルシウムを骨へ運び、カルシウムが骨にくっつくのを助けます。そうすることで、丈夫な骨や歯の形成に役立ちます。
ビタミンDが不足すると
  • ・乳幼児に不足すると、クル病になります。成人では、骨軟化症になります。どちらも、背中や胸、足など体中の骨が変形し、曲がってしまう病気です。
  • ・閉経後の女性や高齢者の場合、骨粗鬆症の原因になります。カルシウムを摂っても、ビタミンD が足りないことでカルシウムの吸収・合成が悪くなるからです。
ビタミンDはどんな食品に多く入っていますか
  • ・魚介類(丸干しイワシ、サケ、サンマなど)
  • ・きのこ類(きくらげ、干ししいたけなど)
ビタミンDはこんな人におすすめ
  • ・夜型生活の方
  • ・日焼け止めや、紫外線を遮断する化粧品を使用している方
  • ・高齢者の方(皮膚での、ビタミンDを作る力が低下しているため)。
ビタミンDを摂りすぎるとどうなりますか?
  • ・ビタミンDは、摂りすぎに注意が必要な栄養素です。食事で摂りすぎが起こることはほとんどなく、サプリメントなどで大量に摂った場合に起こりやすいです。
  • ・血液中のカルシウムの濃度が上がり、全身倦怠感(だるさ)や食欲不振、嘔吐を起こします。
  • ・血管の壁や内臓に、不必要なカルシウムをくっつけてしまう原因になり、腎不全(体の中に有害なものが溜まる)などを起こすこともあります。
ビタミンDのマメ知識
  • ・ビタミンDは、紫外線に当たることで人の皮膚でも作られます。紫外線量の多い春から夏にかけてビタミンD濃度は高く、紫外線量の少ない冬には低くなります。冬こそ、積極的にビタミンDを摂りましょう。
  • ・ビタミンDには筋力を維持あるいは、高める働きがあります。そのため、骨折の原因である転倒を防止します。ビタミンDの栄養状態が良い人の方が、転倒が少ないと言われています。
参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.140~145
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.78~79
◎「ビタミンD3って知ってる?」RICHBONE
 http://www.richbone.com/recp/cal/main/bd3.htm (2015-06-24)

脂溶性ビタミン

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