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ビタミンA化学名 レチノール Retinol

目玉焼き
ビタミンAとは

 ビタミンAは、ビタミンの一種です。体の中で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があります。

 油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」のため、水洗いなどで失われる心配はありせん。炒めるなどして油と一緒に摂ることで、効率よく摂取できます。

ビタミンAの働き
  • ・ビタミンAは、眼の健康を維持します。
  • ・ビタミンAは皮膚やのど、鼻、肺などの粘膜を正常に保ちます。感染症を予防し、免疫力を高める働きをします。
  • ・老化やがんの抑制に働きます。
ビタミンAが不足すると
  • ・皮膚や呼吸器の粘膜が弱くなり、感染症にかかりやすくなります。
  • ・乳児や幼児が不足すると、眼が異常に乾燥する角膜乾燥症(ドライアイ)が起こります。
    →症状が進むと失明することもあります。
  • ・成人で不足すると、暗い所で物が見えにくくなります。これを夜盲症(鳥目)と言います。
ビタミンAはどんな食品に多く入っていますか
  • ・レバー(豚、鶏)
  • ・魚介類(ウナギのかば焼き、銀鱈など)
  • ・野菜類(人参、かぼちゃ、ほうれん草など)
ビタミンAはこんな人におすすめ
  • ・夜盲症(鳥目)の方
  • ・皮膚が荒れている方
  • ・風邪などを引き、免疫力が落ちている方
ビタミンAを摂りすぎるとどうなりますか?
  • ・頭痛や脱毛、筋肉痛が起きることが知られています。
  • ・妊娠中に摂りすぎると、胎児に奇形が起きることがあります。
  • ・脂肪肝が起きることがあります。
  • ☆ポイント
    ビタミンA は脂溶性ビタミンのため、摂りすぎると体内に蓄積します。
ビタミンAのマメ知識
  • ・「緑黄色野菜」という言葉を聞いたことがありますか?これは、食べる部位100gあたり、600㎍以上β-カロテンを含んでいる野菜を呼びます。ただし、トマトやピーマンなどはβ-カロテンが600㎍未満ですが、食べる頻度が多いため緑黄色野菜として扱っています。
  • ・自然界では色素ですが、体内に入るとビタミンAに変わり効力を発揮するのを、プロビタミンAと言います。α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン、β-クリプトキサンチンなど50種類あります。これらは、広い意味でビタミンAと呼びます。
参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.132~139
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.76~77

脂溶性ビタミン

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